スタントケージってなぁに??

こんにちは、アクセル本間です。
嬉しいことに忙しい日々を送らせて頂いておりますが、本日も弟にバイトへ来てもらい、ゆっくりとブログ更新が出来ております^^;

当社でも沢山のメーカーをご販売、輸入させて頂いているSTUNT CAGE

スタントケージ、クラッシュケージ、エンジンガード等と言われておりますが、海外では一般的にスタントケージと言われております。

日本ではなかなか取付される方も少なく、馴染みのないパーツで御座います。
エンジンを保護する目的で日本で販売されているエンジンガードは、どうも厚ぼったく、、、 教習車を思い出してしまいそうなデザインばかりで御座います。
又は、よく取付されているスライダーを立ちゴケ等でバイクへ傷が付かないように取付されている方はとても多いかと思います。

ちなみにこのスライダー。本来の目的はバイクの保護では御座いません。
サーキットやレース等で転倒してしまった際に、後ろからのバイクがクラッシュしてしまう2次災害を防ぐ為に、すぐにコースアウト出来るように滑らす目的で御座います。
立ちゴケ程度で御座いましたらある程度はバイクの保護になりますが、スピードが出ていてる状態ですと、バイクが止まらず滑っていき、歩行者へ・・・。といった可能性がとても高くなってしまいます。
又、スライダーの場合は基本的に1点支持のため、転倒した際はその部分に集中して力が伝わってしまい、エンジンマウントや、フレームへのダメージもとても高くなってしまいます。

バイクの保護を目的とするので御座いましたら、どうしてもお好みが出てきてしまうのですがやはりスタントケージがベストで御座います。

「スタント」 エクストリームと言うと少し馴染みが出ますね。
ウィリーやストッピー、ドリフト等のパフォーマンスをする競技として世界では確立できております。
特に、ヨーロッパ、アメリカではとても盛んな国となっており、色々なメーカーからスタントケージが販売されております。


スタントの場合はとにかくバイクを派手に転倒しますので、その大転倒でもバイクを保護する為に考えられたデザイン、設計で御座いますので立ちゴケなんてかゆくもありません。


又、外国ではスタントをされなくてもスタントマシンにカスタムしたい、ストリートマシンにしたいといった目的だけでもスタントケージを装着されるぐらい、馴染みのあるパーツで御座います。
そして教習車を思い出すようなデザインではなく、かっこいいデザインばかりで御座います。


そんなこと言ってばかりで御座いますが、実際に倒したらどんな感じになるの?

またがると邪魔じゃない? 等、、、 日本ではなかなかレビュー、インプレが無い為色々と知りたい事が多いかと思いますので、出来る限りご参考になるように画像、情報を記載させて頂きたいと思います。

今回も私の車輌、CBR600RR 05-06 になり、ケージはアメリカのメーカー、SICK INNOVATIONS になります。
車種やケージメーカーによって異なりますが、少しでもご参考になれればと思います。



まずは正面からみた感じで御座います。


















バイクを保護する為にやはり少し横に出っ張るようになります。
メーカーによってそのサイズが様々でございます。


後ろからみた感じで御座います。


















後ろから見てもケージが横に飛び出ているのが分かります。


横からみた感じです。














教習車のイメージがない、すっきりとした、かっこいいデザインで御座います。
このデザインがメーカーによって様々なものが御座います。
そしてスライダーの1点支持と違い、3点で固定されますので、転倒時の力が分散されます。


上からみた感じで御座います。














そこまで大きく印象が変わらないかと思います。


バイクにまたがって、ステップに足を乗せた状態で御座います。


















特にケージがあるから邪魔になることも無く、今までのポジションと変わりは御座いません。


信号待ちなどで足を地面に着いた状態です。


















ここで初めて足首がケージに当たります。気になる方は気になるかもしれませんが、ものすごく邪魔になるといった感じではなく、何か当たるなぁといった印象で御座います。
慣れるとまったく気にしません。


実際に倒した状態で御座います。











































ご覧の通り、カウルにはまずぶつかりません。ケージのスライダーのみがぶつかっている状態で御座います。

ですが、サーキットや峠でのこれ以上のフルバンクはやはりスライダーが干渉してしまうと思います。
メーカーによっては、その出っ張りが大きかったり、小さかったりでバンク角の深さが変わります。
特に大きくでるのが、TIGER SYARK。バンク角が深いのがfreestyleingenuity で御座います。


リアタイヤ側になります。














当方の車輌にはリアアクスル部にSICKのアルミスライダーを装着しております。
立ちゴケなどで普通に倒した際は、リアスライダーはぶつからず、フロントのケージのスライダーだけになります。
ですが、勢いよく倒しますと、フロントのケージスライダーを支点としてバイクが更に寝るようになります。
そこまでいきますと、画像の様にリアのスライダーがぶつかります。
もしリアのスライダーが無い状態ですと、まずスタンドフックがぶつかります。ステップによってはステップもぶつかります。
ステップは折れるぐいの力は加わりませんが、リアフックはアルミの溶接の為フックが折れてしまうかと思います。
リアのスライダーを装着しますと、フックもステップもまったくあたりません。

そのため上記内容で御座いましたら、倒してもバイクは無傷です。

ですが、派手に転倒してバイクがゴロゴロ転がるようであれば、かなりのダメージです^^;
少しで皆様のご参考になればと思います。

ご不明な点等御座いましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。


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